第3章.目標を定めるには

前章でもお話ししたように、目標とは「目的に到達するまでの過程に存在する節目であり、目的のもと作成された計画によって定められるもの」になります。よって目標を定めるにはまず目的が必要ということになります。 目標を定める前に何を目的とすればいいのかを考えてみましょう。 1社員として、会社にどのようなかたちで貢献するのか、結果市場にどのような影響をもたらして、世の中にどのように貢献していくのか、少々規模が大きく考えるのに時間のかかる内容となりますが、エンジニア3~5年目になったころ必ず時間をつくって必ず考えるようにしてみましょう。既に過ぎている場合、考えた事が無ければすぐにでも時間を作って考えましょう。今回のスポットライトは「スキルアップ」に当たっているので、「SEになること」を目的に据え話を進めます。 エンジニアである以上、仕事を行っていく以上、お客様から見ればその道のプロフェッショナルです。プロフェッショナルとしてどんなスキルが必要なのか、どうあるべきなのかを考えると最低限必要なスキルが出てきます。この最低限必要なスキルは各業務内容で異なり、自分の目指している姿によっても異なります。そうなると自分の目指している姿を明確にする必要があります。 この自分の目指している姿というのは、若年層の人には持っている情報が少な過ぎて中々イメージし辛い傾向にあるようですので、いろいろな業務を担う職務を簡単な関連図で表してみました。

「なぜ、エンジニアと営業と事務員が最終的に同じ位置にたどり着いているのだろうか」と、思うかもしれませんが、結果的にこうなってしまいました。どの業務から社会人を始めたとしても基盤にしている業務が違うだけで、エンジニアから上がるにしても、営業から上がるにしても、一定以上の領域へは同じスキルが要求されます。この一定以上の領域については奥が深く、未開拓分野であるため今回は割愛します。まずはこの一定上の領域への分岐点を目指し、分岐点に到達する事を目的に据え、スキルアップを考えていく事にしましょう。 やっと本題に入ってこの分岐点へたどり着くまでに何が必要なのか、何をしなければならないのかを探してみましょう。ここで見つかった事柄が目標に結びつきます。 この一定以上の領域の手間にあるスタート地点が「すご腕のSEさん」です。とは言うものの、各社、各現場によってSEの定義が異なり何がどうなればSEなのか疑問に思うと思いますが、よい機会ですので、「SEさんの仕事」というお題で持っている情報を提供し合い、お互いの知識の範囲を広げてみましょう。ここで利用するのはマインドマップ(らしきもの)と呼ばれる図解技法です。このマインドマップ(らしきもの)は思考を広げていくときや、大量の情報を把握するのに大変便利です。しかし、欠点もあります。思考を広げるばかりでまとめる事には適しません。この事は忘れないようにしておいてください。
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