ビジネスマンとサラリーマン

あなたにとって「ビジネスマン」と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか? 「サラリーマン」と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか? 同じに思えるでしょうか、違うように思えるでしょうか。 また、あなたはどちらになりたいですか? ここでは「ビジネスマン」と「サラリーマン」の違いについて話を進めていこうと思います。 

ここでの定義 

ここではつぎのような定義の下話を進めていきます。必ずしも正しい考え方というわけではありませんが、間違っている考え方でもないと思います。 まずは「ビジネスマン」です。「ビジネスマン」とはビジネスを行っていく人のことです。 1つの仕事、1つの行動に対し責任と収支を考え、創造し形を大きくしていくことを仕事としている人たちです。 「サラリーマン」とは労働力を提供する人のことです。 1つの仕事、1つの行動はすべて管理され、一定の時間とパターン化された労力を製品につなげていくことを仕事としている人たちです。

 ICT業界での「ビジネスマン」と「サラリーマン」 

ICT業界は第三次産業の中でも特殊な位置づけにあり、情報通信業、サービス業としても特殊な性質を持っています。何が特殊なのかというと「すべての作業工程がCase By Case」ということです。そして、「同じものをつくる際に基準が存在しない」ということです。この二つは非常に大きな意味を持ち、他の産業や業界と同じ仕組みをとることが難しい要因にもなっています。こうした背景を考慮すると「ビジネスマン」の仕事は存在しても「サラリーマン」の仕事が存在しないことがわかると思います。ICT業界では著しく進歩を続ける技術力と顧客からのニーズに対応していくために、人材の有効活用の仕組みを製造業に合わせる取り組みが盛んに行われていますが、未だに仕組みを構築している企業や団体は存在しません。簡単に表現すると創造するのが「ビジネスマン」で、製造するのが「サラリーマン」です。結果的にICT業界にサラリーマンはまだ不要な存在であるということになります。