職場の問題を放置すると組織として機能しなくなる

組織的な行動をしているとどうしても少なからずメンバー同士のいざこざが発生する。小さないざこざであっても放置していれば組織としての機能を阻害する原因にもなりかねないので早期発見、早期解決を行っておく必要がある。ここでは社員間のいざこざをどのように解決していくかを考えてみる。まず、前提として社員の解雇は考えない。このことは非常に重要なポイントとなるので頭に入れておいて欲しい。

 いつもぶつかる二人 

何かにつけてぶつかり合う二人がいる場合は組織が二つに分裂することがある。分裂したグループがそれぞれ違うプロジェクトで作業をしているならまだしも、そうでない場合は少々困った話になる。こうならないためにも、二人には早期に終戦協定を結んでもらう必要がある。終戦協定に必要な条件はどちらかが勝つことではなく、同じ状況であることをお互いが認識することだ。同じ環境を二つつくり同じポジションを与える。そして定期的にミーティングを行うだけだ。注意が必要なのは「競わせない」ということ。顧客に影響が出ないように実務レベルではなく、社内活動レベルで行うほうがよいだろう。不満を言い合って自然と二人の壁が取り除かれていくはずだ。これは二人がお互いを理解しあう努力を怠っているためにおきていた現象であり、同じ環境と同じポジションで身をもって相手と同じ状況を体験してもらい、相手を知ることから自らの力で解決の糸口を見出す方法となる。いきなり「ピンチを力を合わせて乗り切ることで・・・」と考えると火に油を注ぐことになりやすいので注意しよう。

 一人のトラブルメーカー 

なぜかいろいろな人とぶつかり合いトラブルを発生させる人がいる。この原因は二つある。ひとつは本人、もうひとつは環境だ。よくやってしまう失敗として本人に原因があると判断して悪者にしてしまうことだ。そうであるかも知れないがまずは取り巻く環境を考察する必要がある。真の原因がどこにどのように潜んでいるのか見極め対応しなければならない。