会社の歯車

さて、皆さん『会社の歯車として○○』と表現することがあると思いますが、会社の歯車とはそもそも何をしているとそう呼べるのでしょうか。まず、皆さんが会社の歯車かどうかを普段の仕事内容から考えてみてください。自分が会社の歯車として機能している人、そうでない人、軸として機能している人、いろいろ思い浮かぶ事かと思います。『会社の歯車として働く』と表現すると末端作業や良いように使われているととらわれがちですが実はかなりの成果をあげなければ、『歯車』になれないのです。どういう事かと言うと、歯車は本来軸から伝わってきた力を余すことなく他へ伝えて初めて存在価値があり、機能をはたすことになります。時には力の向きや方向を変える必要があり、時には力の形を変える必要があります。普段の仕事に置き換えると、上長からの指示に対し的確に作業をこなすことは当たり前として、他への抵抗(摩擦)を最小限に抑え付加価値を加えることになります。さて、ここまででもう一度考えてみてください。『自分は会社の歯車』になれているでしょうか、または、なれていたでしょうか。 

 付加価値と存在意義 

前項で、『付加価値を加える』と出てきました。これはいったいどういう意味を示しているのでしょうか。作業に対し追加された価値ですので、周りから見て魅力的で意味のあるものでなければなりません。また、指示、方向性を変えるものであってもなりません。プログラマやシステムエンジニアに求められる付加価値にはさまざまな要素があますが、代表的なものにクオリティ(製品の品質)やスピード、効率といったコスト(納期)があります。もちろん要求事項を的確に解析把握することも重要な要素となります。 

 まとめ 

末端や良いように使われている感の強い『会社の歯車として』という表現は、こうした付加価値があって初めて成り立ち、一人前の作業者を示すことになります。仕事するにあたり、『歯車として頑張って欲しい』と依頼された場合、レベルの高いことを依頼され、期待されていると考えなければなりません。最後になりますが、皆さんは、今までの自分が『会社の歯車』となれていたでしょうか。